M 文字列操作

MID関数 フルネームから姓と名を別々に取り出す

投稿日:2018年1月22日 更新日:

MID関数

MID関数(ミッド関数)は、文字列の指定された位置から、指定された数だけ取り出してくれる関数です。

MID関数(ミッドビー関数)とMIDB関数と2種類あります。

 

まずMID関数。

セルB3にある、あいうえお。

ここから、いうえ だけ取り出したい。

文字列に対象となるセルを入力。

開始位置は、い からなので、2番目。

いうえ と3文字取り出したいので、文字数は3。

そうすると、 いうえ だけ取り出せました。

 

次はMIDB関数。

MIDB関数の、B はバイト数の意味。

バイト数?

ここでは深く考えず、センチとか、メートルとかと同じ、単位と思ってください。

全角は2バイト。

半角は1バイト。

文字列、あいうえお から、

開始位置は2バイト。

文字数(ここではバイト数)は5とします。

 

上の図のように結果がでました。

開始位置は2バイトだから、全角の あ の途中?から開始。

5バイト文字分文字を取り出したいので、あの途中で1バイト、のこり4バイトだから、いう となります。

参考にいろいろ式を作ってみたので、図を見て頂くとわかりやすいと思います。

 

で、あいうえお から いうえ を取り出しても意味がないので。

私がよく使うのはFIND関数とセットで使う方法です。

FIND関数は文字列を検索する関数で、次回記事にしたいと思います。

 

フルネームから、姓と名を別々に取り出したい場合などに使います。

先ほど説明した通り、文字列は取り出したい基のセル、B3。

開始位置は、姓を取得したいので、1と指定。

文字数をFIND関数でもとめます。

=FIND(” ”,B3,1)-1 と入力。

佐藤だけが取り出されました。

 

 

次は名。

先ほどと同じように、文字列はB3。

今度は開始位置が、FIND関数になります。

FIND(“ ”,B3,1)+1 と入力。

太郎だけ取り出せました。

 

結果、上記の図のようになりました。

 

 
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