AND関数
AND関数(アンド関数)はすべての条件を満たしているか判別する関数です。
条件は1個から255個まで設定できます。
条件を満たしている場合は TRUE(トゥルー)が返ります。
条件を満たさない場合は FALSE(フォールス)が返ります。
TRUE(トゥルー)の意味は 真です。
FALSE(フォールス)の意味は 偽です。
果物の一覧があったとします。
条件に合った品物を、一覧から探したいです。
品目は りんご
単価は 300円以上
卸値は 400円未満
以上と以下は、基準となる値を含んでいるという事です。
100円以上は、100円かそれ以上という事です。(>=100)
100円以下は、100円かそれ以下という事です。(<=100)
未満と超は、基準となる値を含みません。
100円未満は、100円は含まずそれより少ないという事です。(<100)
100円超は、100円は含まずそれより多いという事です。(>100)
条件を、理論式1,2,3に順番に入力します。
品目セルは(B3)りんご とイコール(=)が条件。
単価セルは(C3)350以上(>=)が条件。
卸値セルは(D3)400未満(<)が条件。
条件に合っているセルはTRUEが返ります。
条件に合ってないセルはFALSEが返ります。
論理関数の AND や OR は、IF関数と一緒に使われる事が多いです。
OR関数については以下の記事で説明しています。
ANDとORの違いについても、見て頂ければ理解できると思います。
IF関数との組み合わせは、以下の通り。
TRUEや、FALSEと返ってきてもわかりにくいので。
〇と×で返ってくるようにします。
=IF(AND(B3=”りんご”,C3>=350,D3<400),”〇”,”×”)
IF関数の論理式に、先ほどと同じ、AND(B3=”りんご”,C3>=350,D3<400) を入力します。
真の場合(条件があった場合)に、”〇” と入力。
偽の場合(条件があわなかった場合)に、”×” と入力。
〇と×で、条件に合っているか?の回答が返りました。