基本的なこと 絶対参照・相対参照・複合参照
基本的なこと 絶対参照・相対参照・複合参照についてです。
絶対参照・相対参照・複合参照なんて言葉を使うと、もうなんか難しいと思ってしまいますよね。
でも簡単な話です。
たとえば、B1に =A1 と数式を入れます。
これはA1を参照してくださいという意味です。
そのままコピーペーストすると・・・
参照先が動きます。
ひとつずつ、動きます。
これが相対参照です。
相対とは、その時々で変化するという意味です。
では今度は、=$A$1 と $マークをアルファベットと数値の前に入れます。
そのままコピーペーストすると・・・
参照先のA1は動きません。
$マークは動かないで!という事です。
列も行も動かないように指定したわけです。
これが絶対参照。
絶対とは、絶対的な基準という意味です。
では複合参照についてです。
列を動かさない、もしくは行を動かさないと、$マークを入れて指定します。
まずは、A列は動かさないと指定します。
Aの前に、$マークを入れます。
すると、A列は固定しているのに、行を表す数値は変化しています。
次に、行は動かさないと指定します。
数値の前に$マークを入れます。
アルファベットの列の参照先は動いているのに、行はまったく動きません。
これを理解していると、関数を使う際にとても役に立ちます。
すぐには理解できなくとも、参照先が動く、動かない事によって、楽をする事ができます。
何度か関数を使っているうちに、理解できる、難しくないことです。
難しくないけれど、絶対に覚えておくべき、基本なことになります。