目的別
目的別 タイムカードの勤務時間を切り上げ・切捨てる
タイムカードの打刻時間と、勤務時間の計算の時刻は異なる場合があります。
今回のルールは、定時の9時前の出勤の場合は、30分単位で計算します。
※10分や15分の勤務時間は、残業とみなしません。
9時過ぎた勤務の場合は15分単位での計算となるとします。
※5分や10分の勤務時間は残業とみなしません。
IF関数で、真の場合と偽の場合に関数をネストします。
まずIF関数の論理式。
C4<=TIMEVALUE(“9:00”)
TIMEVALUE関数で9:00という文字列をシリアル値にし、論理式にします。
真の場合は、9:00以下だった場合
偽の場合は、9:00超だった場合
という事になります。
TIMEVALUE関数については以下で記事にしています。
真の場合の式にはCEILING.MATH関数を使います。
CEILING.MATH関数については以下で記事にしています。
CEILING.MATH関数 数値を切り上げて指定された基準値の倍数に最も近い値にします
CEILING.MATH(C4,”0:30″)
30分単位で数値を切り上げという式になります。
偽の場合の式にはFLOOR.MATH関数を使います。
FLOOR.MATH関数については以下で記事にしています。
FLOOR.MATH関数 数値を切り捨てて基準値の倍数のうち最も近い値にします
FLOOR.MATH(C4,”0:15″)
15分単位で数値を切捨てという式になります。
勤務時間計算用の時刻が求められました。
※定時の9時前の出勤の場合は、30分単位で計算。
※9時過ぎた勤務の場合は15分単位での計算。
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