VBAはじめに
VBAはじめに 変数の適用範囲
前回、変数とは・変数の宣言について記事にしました。
今回は宣言した変数の適用範囲についてです。
以前モジュールとプロージャの概要について記事にしました。
宣言の仕方により、プロージャ内に適用・モジュール内に適用・他のモジュールでも適用と使える範囲を指定する事ができます。
ひとつのプロージャ内で適用する場合
Sub test()
Dim x As String
x = “あいうえお”
End Sub
xは文字列型と宣言し、xに”あいうえお”を格納しました。
この変数はtestプロージャ内のみ適用です。
なので、test2を実行してもメッセージボックスは空の状態でかえってきます。
すべてのプロシージャ内で適用する場合
すぺでのプロージャで使用する場合は、一番上の宣言セクションで宣言します。
testを実行してから、test2を実行するとメッセージボックスに”あいうえお”と文字がかえりました。
すべてのモジュールで適用する場合
一番上の宣言セクションで宣言したものは、モジュール1のすべてのプロージャ内で使用できます。
しかし、モジュール2では使用できません。
モジュール2でも使用できるように宣言する場合は、Publicステートメントを使います。
Public x As String
これですべてのモジュールで適用されます。
VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA ベーシック (模擬問題プログラム付き)[本/雑誌] (単行本・ムック) / 田中亨/著 価格:3,024円 |
派遣社員ランキング
Microsoft Officeランキング
にほんブログ村 Windows